ヨーガ・スートラではヨガの境地に辿り着こうとする際に
5つの障害物があるとパタンジャリ師は書いています。
Avidya – 間違った認識
Asmita – エゴ
Raga – 執着や好きなもの
Dvesha – 嫌悪や嫌いなもの
Avhinivesha – 死への恐怖
この5つは実際には全てAvidyaから生じていると言われています。
よく無知と訳されていますが、無知なら覚えればいいから
問題ないのですが、avidyaの場合は無知というより間違った真実を
真実として信じている故、少したちが悪いとされています。
でも今日はavidyaよりもabhiniveshaについてちらっと
人々の恐怖症の殆どは死への恐怖からにつながっています。
怪我をするのが怖かったりするのも、他の恐怖症に関しても全て
死へ連想から始まると言っても過言ではないでしょう。
僕は高所恐怖症です。
でも変な高所恐怖症で、
飛行機やスキーリフトも怖くないのですが、
木で出来た塔とか、ゴンドラはすごい怖くなってしまい
よく生徒さんからからかわれます。
なので、今年から恐怖に向き合うとかじゃなくて
恐怖してもいいから、少しだけ寄り添ってみようと思いまして
先日のフィリピンツアーにて空中ブランコをしてきました。
恐怖に向き合うというのは少し無謀な行為でありまして
それは瞑想にて何も考えない、リラックスするという行為に近いものがあります。
その心は取り除こう、克服しようと思えば思うほどうまく行かないということです。
なので少しずつ触れる人生を送ってもいいのではないかなーとか
恐怖しても大丈夫という気持ちで
面白い一日でした。
一番のハイライトは飛び移るということもチャレンジし、成功できたこと。
ひとりじゃできなくても二人ならできるかもしれないよという
気持ちを後押ししてくれた最高の出来事でした。
人は変われるもの
信じなければ何も始まらない。
失敗してもいいから始めてみてはいかがでしょうか?