韓国に住んでいた頃、
知り合った外国人が日本の名所を幾つか口に出し
”tomo、君はここを知っているか?”と聞かれた事がある。
その名所達は日本に住んでいれば修学旅行や、家族旅行等で一度は
訪れるような場所であったにも関わらず、自分は一度も行ったことがなかった。
「都市住民がその都市の名所に行かない」感覚に似ているといえばいいのだろうか?
なぜ行かなかったのかは親の理由も有ったかもしれないし、ただ単に行きたいと
思わなかったのかも知れない。
しかしながら日本人でありながら、日本の素晴らしさを伝えられなかったのは
悲しい出来事であり、未だに彼の言葉そして知らないと伝えた時の
失望した顔が記憶に残っている。
それ以降、日本のまだ訪ねていない土地や、東京内でも新たな場所を開拓しようと思った。
(非常に単純な性格である)
意味もなく出かける日があったり、ちょっとしたドライブもするようになった。
そうすると不思議な事に新たな知り合いの家や事務所に
遊びに行くのも苦ではなくなる。自分の地図を少しだけ開けられるチャンスだからだ。
今日もそんな一日であった。
都心にある電力鉄塔
自宅の前で蓮を育てている人
面白い物、見たことないもの。
東京は広いし面白いな〜と思える素敵な一日だった。