続けるという事 pt2

標準

続けるという行為

 

生徒の時には気づかなかったのですが、

実際にヨガを教える先生になってみると

僕にとって、「練習」という言葉の意味が変わってきました。

 

生徒の時には先生の言う事を聞いて、それに従うだけ。

でも先生になると「自分の練習」に「教える練習」という新たな

要素が加わり、単純に誰かの教えに従うだけではダメだと考え始めます。

そうなると必須的に自分の練習もこなしながら

先生として未熟な自分を見つめなおし

教える練習に比重を置くことになります。

 

面白いことに学べば学ぶほど、自分の足りない部分を埋めたくなってくるもので

アジャスト、瞑想、哲学等、色んな方面にアンテナを伸ばしはじめ、時間と

お金の許す限り、色々試しはじめます。

 

そういう自分の心の動きや他の生徒さん、先生をみると

Richard Freeman先生の本に書いてあった事が思い出します。

彼曰く、「ヨガの練習は穴掘りと似ていて、もっと掘れば宝の山に当たるのに

少しほって見つからないと行って、違う穴を掘り始め、沢山の時間が過ぎたあとには

中途半端に掘った穴が沢山あって、ヨガそのものに失望する」との事でした。

 

勘違いしてほしくないのは、多方面に学ぶのがいけないとか、間違っているとか

そういう意味ではないんです。

ただ、初心を忘れずに続ける努力は進む道、進むべき道にて必ず必要だと思います。

僕自身結構寄り道したり、うさぎの気分になって脇道で休んだりしますが、

もう一度カメになってみたいと思います。

 

その初心を大切にするつもりでこの度、グループを作ってみました。

https://www.facebook.com/groups/teacher2student/

このグループでは先生が生徒になって、安心に学べるスペースです

隔週ぐらいの頻度で実際に会って、先生同士のスキルアップであったり、

他の先生のクラスを受け、よりよい生徒、よりよい先生になってみたいと思います。

もし賛同される先生方がいらっしゃいましたら是非とも参加ください。

 

もう一度、最初の気持ちで、続けて見たいと思います。

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tomo について

ジヴァムクティヨガ アドバンスティーチャー。 1980年生まれ。 韓国にて役者として活動していたころ、はじめてヨガを体験し、2006年ジュールス・フェブレとの出会いによって本格的にジヴァムクティヨガへの道へ。 以降、食生活だけではなく、ライフスタイルを完全に厳格な菜食主義に変えヨガの学びをさらに深く掘り下げていく。ジヴァムクティヨガの創設者、シャロン・ギャノン師とデービッド・ライフ師のもとで学び、2009年にジヴァムクティ・ティーチャートレーニングを卒業。毎年、数か月間をNYのシヴァムクティヨガセンターにて学び、数少ないシニアティーチャーであるルース師の教えの下でヨガの学びを追及し続けている。2011年にジヴァムクティヨガ アドバンスティチャーの認定を受け、現在は世界各地でヨガを指導。 日本人の父と韓国人の母をもち、幼少期より日本、韓国、アメリカで生活をした経験から3か国語を操り「ヨガ通訳」としても活躍。 海外の講師のワークショップをはじめ、ケンハラクマ、chamaなどの日本人講師の海外での活動もサポートしている。ヨガの普及を目的とした組織「Satsang Events」を立ち上げ、世界の講師のワークショップを企画・運営する活動も行う。

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